マネーリテラシー向上計画

老後資金2,000万円のため株とFXに挑戦中!

【まとめ】35か月経過。2022年5月のトラリピ結果は前月比270%超プラスの128,769円でした

為替相場は(ほぼ)24時間365日動いていますが、本業である会社員生活と無理なく両立するために、マネースクエアのトラリピを活用して2019年7月からトレードをしています。

 

 

1.先月のトラリピ結果

2019年7月開始時に証拠金200万円で開始し、その後2021年5月にトラリピ設定を追加するため証拠金200万円を追加入金し、現在までに預け入れた証拠金は合計400万円、設定開始来の運用益100万円弱を足した約500万円で7通貨ペアを運用しています。

トラリピとは、もし○○円になったら買う/売る(イフダン)の繰り返し(リピート)注文を短いレンジにたくさん仕掛ける(トラップ)トレード手法で、マネースクエア社の特許技術です。提供元のマネースクエア社から解説動画が提供されていますのでご覧ください(90秒という短い時間で分かりやすくまとまっています)


www.youtube.com


 

先月の各通貨ペアのリターンは次の表のようになりました。

通貨ペア 確定損益 (売買損益) (スワップ)
USD/JPY 5,999 5,976 23
AUD/JPY 38,824 45,057 -6,233
AUD/USD 24,191 26,086 -1,895
AUD/NZD 27,097 28,309 -1,212
NZD/JPY 22,596 31,442 -8,846
NZD/USD 0 0 0
CAD/JPY 10,062 10,300 -238

確定損益合計は128,769円の結果でした。

3月後半から4月いっぱい続いた円安ラリーがひと段落し、待ちに待った『押し』が到来しました。先月、クロス円の売りトラリピをいったん解除していたことで、ジグザグとレートを下げていく相場を見ながら、トラリピ解除しなかったらもっと稼げたのになぁ~と思いつつも日中は不安なく仕事ができたことを考えると、これで良かったのかな?と思います。というか思い込むようにしています(^▽^;)

4月に実施した一部両建て(損失拡大防止とマイナススワップ打消し)により、ドル円以外のしこり玉は半分くらいまで減らすことができました。6月においても引き続き円安方面に強めのバイアスがかかると見込んでいますので、売りトラリピは軽めに設定しつつ様子を見ていく予定です。

 

現在のトラリピ設定

通貨ペア 売買 レンジ 注文金額 トラップ本数 利益金額
USD/JPY 114.900~105.000
(※)
0.1万通過 100本 200円
AUD/JPY 85.100~95.000 0.1万通過 100本 900円
  75.100~85.000 0.1万通過 100本 900円
AUD/USD 0.70100~0.80000 0.1万通過 100本 7USD
AUD/NZD 1.13000~1.04000 0.3万通過 91 4NZD/6NZD
  1.10000~1.01000 0.3万通過 91 4NZD/6NZD
NZD/JPY 80.000~70.100 0.1万通過 100本 800円
NZD/USD 0.75000~0.70100 0.1万通過 50本 7USD
  0.65000~ 0.70000 0.1万通過 50本 7USD
CAD/JPY 82.100~95.000 0.1万通過 130本 800円

※クロス円の売りトラリピは決済注文を残してトラリピ解除済み

3.これまでのトラリピ結果推移

トラリピを開始した当初は様子を見るためにあまり大きくは張らなかったこともあって、為替相場の変動が少ない月で20,000円弱、変動の大きい月で40,000~60,000円程度で推移していました。為替相場の変動状況によって変わりますが、おおよそ預託証拠金の1%~3%の範囲でのリターンとなっていました。

1年半ほど運用した経験から「これはいける!」と判断して2021年5月末に設定を追加したました。

その結果として月間利益額は10万円をコンスタントに確保できるようになりました。
もっとも、ポジションを増やすことに伴って証拠金も追加しているため、利益額は増加したものの利益率の観点ではあまり変化はなくて3%程度が続いています。

5月の設定変更では、下図のオレンジ色の線、それまで設定していた通貨ペア間を補完する形でポジションを増やしました。証拠金維持率の安定性はそのままにトレード機会を増加させることができる=利益率が上昇すると期待していましたが、そうそううまくはいかないようです。

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日本株のトレードで月間利回り3%を実現するには、日中に相場をそれなりに確認できる必要があると思いますが、トラリピであれば24時間取引が行われていながらも相場に張り付かずに済みますので、サラリーマンの自分にはマッチした取引方法だと思っています。

当面はこの取引設定を維持しながら預託証拠金の積み増しを図り、骨太の証拠金維持率を構築していきたいと考えていましたが、2022年3月下旬に始まった急速な円安は、踊り場を設けずに一気に10円超も動く暴力的な相場に恐怖を感じ、これまで設定していた売りのトラリピを解除してしまいました。

 ※2022年4月に証拠金追加(200万円)したため、利益率がさらに悪化中

また、これ以上の円安に振れた際の止血、および低い価格でポジってしまった売りポジのマイナススワップ軽減のために両建てしたところ、そこが円安のピークだったりと踏んだり蹴ったり状態になっていましたが、これは5月の相場でだいぶ荷を下ろしてポジションが軽くなりました(ドル円以外)。
まずはしばらくこの状態を維持しつつ、相場が落ち着いてきた段階で損切りと再設定したいと思います。