為替相場は(ほぼ)24時間365日動いていますが、本業である会社員生活と無理なく両立するために、マネースクエアのトラリピを活用して2019年7月からトレードをしています。
1.先月のトラリピ結果
2019年7月開始時に証拠金200万円で開始し、その後2021年5月にトラリピ設定を追加するため証拠金200万円を追加入金し、現在までに預け入れた証拠金は合計400万円、設定開始来の運用益100万円弱を足した約500万円で7通貨ペアを運用しています。
先月の各通貨ペアのリターンは次の表のようになりました。
通貨ペア | 確定損益 | (売買損益) | (スワップ) |
USD/JPY | 9,021 | 8,875 | 146 |
AUD/JPY | 10,715 | 11,200 | -485 |
AUD/USD | 0 | 0 | 0 |
AUD/NZD | 23,699 | 23,697 | 2 |
NZD/JPY | 16,547 | 17,020 | -473 |
NZD/USD | 0 | 0 | 0 |
CAD/JPY | 3,785 | 4,200 | -415 |
USD/CAD | 6,590 | 6,590 | 0 |
確定損益合計は70,357円の結果でした。
ボラタイルな相場が続いています。ドル独歩高からの巻き戻しや、AUD/NZDの高止まりは想定していた以上に偏りが生じており、持ち分が総じてマイナスに偏っています。
(8月方針)
ボラタイルな相場こそトラリピの稼ぎ時とは頭では分かっているものの、相場が落ち着きを取り戻すまでは少しずつポジションを減らしながら様子を見ていきたいと思います。
引き続き、本業に支障をきたさない(日中・夜間に相場が気にならない)ようコントロールしていこうと思います。
2.これまでのトラリピ結果推移
トラリピを開始した当初は様子を見るためにあまり大きくは張らなかったこともあって、為替相場の変動が少ない月で20,000円弱、変動の大きい月で40,000~60,000円程度で推移していました。為替相場の変動状況によって変わりますが、おおよそ預託証拠金の1%~3%の範囲でのリターンとなっていました。
1年半ほど運用した経験から「これはいける!」と判断して2021年5月末に設定を追加したました。
その結果として月間利益額は10万円をコンスタントに確保できるようになりました。
もっとも、ポジションを増やすことに伴って証拠金も追加しているため、利益額は増加したものの利益率の観点ではあまり変化はなくて3%程度が続いています。
5月の設定変更では、下図のオレンジ色の線、それまで設定していた通貨ペア間を補完する形でポジションを増やしました。証拠金維持率の安定性はそのままにトレード機会を増加させることができる=利益率が上昇すると期待していましたが、そうそううまくはいかないようです。
日本株のトレードで月間利回り3%を実現するには、日中に相場をそれなりに確認できる必要があると思いますが、トラリピであれば24時間取引が行われていながらも相場に張り付かずに済みますので、サラリーマンの自分にはマッチした取引方法だと思っています。
当面はこの取引設定を維持しながら預託証拠金の積み増しを図り、骨太の証拠金維持率を構築していきたいと考えていましたが、2022年3月下旬に始まった急速な円安は、踊り場を設けずに一気に10円超も動く暴力的な相場に恐怖を感じ、これまで設定していた売りのトラリピを解除してしまいました。
※2022年4月・6月・7月と証拠金を断続的に差し入れているため、利益率がさらに押し下げられています(ノД`)・゜・。
また、これ以上の円安に振れた際の止血、および低い価格でポジってしまった売りポジのマイナススワップ軽減のために両建てしたところ、そこが円安のピークだったりと踏んだり蹴ったり状態になっていましたが、これは5月の相場でだいぶ荷を下ろしてポジションが軽くなりました(ドル円以外)。
まずはしばらくこの状態を維持しつつ、相場が落ち着いてきた段階で損切りと再設定したいと思います。