日本郵船(9101)、商船三井(9104)などを筆頭とした海運株が値を飛ばしまくっていましたが、最近は中小海運株が面白いことになっています。
とりわけ、今日の玉井商船(9127)の値動きにはシビれました。
玉井商船とは?
昭和4年創業の、外航・内航を併せ持つ海運オペレーター企業です。
自社船運航主体の会社です。
玉井商船株に何が起きた?
コンテナ運賃の高止まりによって、この1か月海運株が活況を呈しています。
とりわけ、それまで5,500円程度だった日本郵船(9101)が、年間配当700円としたこと、また700円の配当をもってして配当性向が20%未満ということもあって、一気に値が吹きあがっています。
日足を眺めている限り、日本郵船のチャートはきれいなのでまだまだ上がりそうな気がします。
また、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)なども同じように値を飛ばしてきましたが、ここにきて小型海運株にもその勢いが波及してきています。
8月11日に玉井商船の第一四半期決算発表があり、対会社予想進捗率36.8%と微妙な感じに読み取っていましたが、市場はそうは思わなかったようで、その後はストップ高を織り交ぜながら連騰しています。
決算見て売るんじゃなかった…。
とはいえ、ず~っと外せずにシコっていた持ち株を外すことができた点は一安心です(^▽^;)
ストップ高が続くようになって入るタイミングを完全に失ってしまい、指をくわえてウォッチするだけの日が続きましたが、今日の値動きはデイトレしていたらこれ以上ないほど面白かったです(←そういう時に限って仕事でデイトレできない)
ストップ高で取引開始直後、多数の売り物が現れて特別売り気配→やや戻してストップ安→からのやや戻り(ここまで前場)、後場に入り3,300円ほどまで値を上げて(前日比+470円)また売られる・・・と1日で何往復採れただろうか…と夢が膨らみます(←貸借銘柄ではないので上下でとることができないのが残念)
コンテナ活況は一時的なモノと考えると、いまの海運株の株価はどうなんだろう?と思う反面、今いまのバルチック指数を見る限りでは日本郵船や商船三井などは上昇余地があるように見えます。とはいえ、内航主体の銘柄まで値を飛ばしているのはマネーゲームに近く、そろそろ落ち着きどきが訪れるような気がしてなりません。