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FXの設定を変更しました(2021年05月版)

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ゴールデンウィークの間に分析していた設定を実装しました。
これまで4つの通貨ペアの組合せでしたが、さらに3つの通貨ペアを設定し、利益幅も微調整しました。
 

 

2021年4月時点のFXトレード設定

通貨ペア 売買 レンジ 注文金額 トラップ本数 利益金額
USD/JPY 114.800~105.000 0.1万通過 50本 800円
106.000~96.200 0.1万通過 50本 900円
AUD/JPY 100.000~80.200 0.1万通過 100本 900円
80.000~60.200 0.1万通過 100本 900円
CAD/JPY 95.000~82.200 0.1万通過 33本 800円
82.000~75.000 0.1万通過 36本 900円
AUD/NZD 1.13000~1.04000 0.3万通過 61本 4NZD
1.10000~1.01000 0.3万通過 61本 4NZD

2021年5月設定追加内容

通貨ペア 売買 レンジ 注文金額 トラップ本数 利益金額
AUD/USD 0.80100~0.90000 0.1万通過 100本 7USD
0.70100~0.80000 0.1万通過 100本 7USD
NZD/JPY 70.100~80.000 0.1万通過 100本 800円
60.100~70.000 0.1万通過 100本 800円
NZD/USD 0.70100~0.75000 0.1万通過 50本 7USD
0.65000~0.70000 0.1万通過 50本 7USD

2021年5月の設定変更ポイント

4月まとめでも書きましたが、今年のゴールデンウィークは”今の設定をベースに取引量を増加させる”か”通貨ペアを加えていくか”のどちらが良いかを分析していました。
その結果、通貨ペアを増やすほうが期待値が増す(≒リスクが減る)ことが判明しましたので、その中でも今後も安定的にトレードできそうなAUD・NZDを絡めた通貨ペアを設定することにしました。

今までの通貨ペアを書き出すと次のようになります。
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この通貨同士を互いに線で結ぶと、次の通貨ペアが現れます。
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これらはマネースクエアでも取り扱いがありましたので、過去の値動きを追ったところ、逆相関になっているか相関が弱いことが分かりました。

強い相関関係にあるものを多く取引すると、稼ぐ力は2倍・3倍になる反面、リスクも2倍・3倍と高くなります。
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うまくいっているときは良いのですが、逆行するとその分だけ必要証拠金が増えてしまうため強制ロスカットされるリスクが高まります。株取引で現物と信用の二階建てで1つの銘柄を売り買いすることをイメージするとわかりやすいかと思います。

トラリピでは、いかにリスクを抑えて長く取引するかが重要なので、通貨ペアを増やす場合は相関が弱いまたは逆相関の関係になる通貨ペアを設定するのがポイントになると思います。
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弱い相関や逆相関の通貨ペアの組合せを取引すると、片方の必要証拠金が増大している場合でも、もう片方の必要証拠金は増えなかったり下がったりしますので、少ない預託証拠金で多くの取引量をこなすことが可能になります。

以上のことを、直近の4時間足チャートで見てみます。
USD/JPYとAUD/JPYを並べてみると、おおよその傾向が似ていることが読み取れます。
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USD/JPYとAUD/JPYの200本日足では相関係数(1.0に近づくほど値動きが近い、反対に-1.0になると真逆の動きとなる)は0.70もある、かなり強い相関関係にある通貨ペアと言えます。
ということは、この2つの通貨ペアで買建てしていると、円高方向に振れると、両ペア分の必要証拠金が積みあがっていくことになります。

今度はUSD/JPYとAUD/USDを並べてみます。
ぱっと見た感じでは、似ているようで似ていない…という印象ですね。
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200本日足での相関係数は0.35なので、弱い相関にあることが分かります。
このため、この2つの通貨ペアで買建てしていたときに、USD/JPYが円高方向に振れた場合でもAUD/USDはそこまで下がらない、イコール必要証拠金は膨れ上がらずに済みます。

マネースクエア社もAUD/NZDはトラリピ史上最強通貨ペアと分析していますので、この6方向通貨ペアを相互に建てて運用していきたいと思います。
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設定を見直していて気づいたのですが、AUD/NZDを0.3万通貨で設定している理由が思い出せず困惑しました。
設定するときに誤ったとしか思えないのですがどのタイミングで0.1通貨単位に変更するか、そっちのほうが設定難しそうです。