為替相場は(ほぼ)24時間365日動いていますが、本業である会社員生活と無理なく両立できる範囲として、マネースクエアのトラリピを活用して2019年7月からトレードをしています。
設定開始からまる2年が経過した2021年6月のトレード結果です。FXは相場の参加者が多いため、まったく同じ設定を投入しても再現性のある方法ですので、これから投資の幅をFXにも広げてみようかな?と思われている方は参考にしてみてください。
1.先月のトラリピ結果
2019年7月開始時に証拠金200万円で開始し、その後2021年5月にトラリピ設定を追加するため証拠金200万円を追加入金し、現在は合計証拠金400万円で7通貨ペアを運用しています。
先月の各通貨ペアのリターンは次の表のようになりました。
通貨ペア | 確定損益 | (売買損益) | (スワップ) |
USD/JPY | 1,760 | 1,800 | -40 |
AUD/JPY | 19,409 | 21,600 | -2,191 |
AUD/USD | 8,981 | 9,239 | -258 |
AUD/NZD | 14,587 | 14,587 | 0 |
NZD/JPY | 27,665 | 28.800 | -1,135 |
NZD/USD | 33,058 | 33,188 | -130 |
CAD/JPY | 12,000 | 12,000 | 0 |
確定損益合計で117,460円と、2019年7月にトラリピ設定以来初の月間10万円オーバーとなりました(=゚ω゚)ノ
設定を追加・変更した5月下旬以降は設定済みの通貨ペアでは動きが無くて、あまり意味のない設定変更だったかなぁ…と思っていましたが、連邦公開市場委員会(FOMC)後にようやく動きが出てくれてホッとしました。
現在のトラリピ設定
通貨ペア | 売買 | レンジ | 注文金額 | トラップ本数 | 利益金額 |
USD/JPY | 売 | 114.900~105.000 | 0.1万通過 | 100本 | 800円 |
AUD/JPY | 売 | 90.000~80.200 | 0.1万通過 | 100本 | 900円 |
AUD/USD | 買 | 0.70100~0.80000 | 0.1万通過 | 100本 | 7USD |
AUD/NZD | 売 | 1.13000~1.04000 | 0.3万通過 | 61本 | 4NZD/6NZD |
買 | 1.10000~1.01000 | 0.3万通過 | 61本 | 4NZD/6NZD | |
NZD/JPY | 売 | 80.000~70.100 | 0.1万通過 | 100本 | 800円 |
NZD/USD | 売 | 0.75000~0.70100 | 0.1万通過 | 50本 | 7USD |
買 | 0.65000~ 0.70000 | 0.1万通過 | 50本 | 7USD | |
CAD/JPY | 買 | 82.100~95.000 | 0.1万通過 | 130本 | 800円 |
3.これまでのトラリピ結果推移
トラリピを開始した当初は様子を見るためにあまり大きくは張らなかったこともあって、為替相場の変動が少ない月で20,000円弱、変動の大きい月で40,000~60,000円程度で推移していました。為替相場の変動状況によって変わりますが、おおよそ預託証拠金の1%~5%の範囲でリターンを得られています。
1年半ほど運用した経験から、これはいける!と判断して2021年5月末に設定を追加したました。
2021年5月末の設定変更の結果、10万円の利益達成となりました。ポジションを増やすことに伴って証拠金を追加しているため、預託証拠金に対するリターンは大きくは変わっていませんが、それまで設定していた通貨ペア間を補完する形になったことで、証拠金維持率の安定性はそのままにトレード機会を増加させることができています。
日本株のトレードで月間利回り3%を実現するには、日中に相場をそれなりに確認できる必要があると思いますが、トラリピであれば24時間取引が行われていながらも相場に張り付かずに済みますので、サラリーマンの自分にはマッチした取引方法だと思っています。
当面はこの取引設定を維持しながら預託証拠金の積み増しを図り、骨太の証拠金維持率を構築していきたいと考えています。
これまで好調な結果を残していたAUD/NZDですが、7月以降はマイナススワップが発生してしまうため、今まで以上に証拠金余力をチェックしながら運用していきたいと思います。